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朽ち行く伝統 後編 [哲学手記]

朽ち行く伝統 後編
朽ち行く伝統 前編 の続きの記事です

 私、呟き尾形は、伝統的な価値観が減価償却しきったからといって、伝統を捨
てた方がいい。という主張は一切するつもりはない。
 それよっか、これまで培った伝統をどのように守り、活かすのかが最大の問題解
決になると考えるんだ。

 伝統を守る。という理念は伝統の大切さを自覚しないとね。
 その自覚なしに努力は長続きするわけないもんね。

 私たちは伝統に芸術性や美徳みたいなものを求めている節がある。
 でも、伝統がまだ伝統ではなかった頃、それは、芸術でも美徳でもなく、
必要であったり、使用する価値のあるものであったはずなんだよね。

 で、最大の問題点は、どうも伝統というと、過去の人々が創りだしたものを
継承するという先入観がしみこんでいるってわけ。
 つまり、伝統を重んじるとき、形式ばかり気にしているいわゆる伝統の形骸
化をもって、伝統とされているんだよね。
 だからこそ、若者の鋭敏な感性は伝統をリアルに感じないし、価値観も感じ
ないわけ。

 ということは、新しい伝統的な価値観を作らないといけないのではなかろうか。
そんな風に思うんだよね。

 現代日本社会の伝統が形骸化された最大の原因は、現代日本社会における未
熟な個人主義が浸透してしまっていて、「自分以外のことは他人事」という意
識が刷り込まれているということ。
 まぁ、禁煙の場所でたむろしている若者が喫煙しているさまを見て、注意
する通りがかりの大人に若者は「オマエには、かんけーねーだろ」と反論する。
 この若者の反論には、めちゃくちゃな理屈で間違っていることを直感させ
るものの、なぜか、どこか本当のことを言っているようで、ものすごい力を
持つ。
 ダメダメ、だまされちゃ。
 これは、「私は私、あなたはあなた」という現代日本社会において浸透し
ている価値観にうったえかけるて、まさに、「自分以外のことは他人事」とい
うことを暗示しているだけ。
 そう、暗示なだけであって内容が無い。つまり、言葉なだけの形骸化した
反論で、まったく的をえていない反論なんだ。
 関係がないという根拠にはならないよ。だって、そこでお話するというだけ
で、関係が生まれるんだもの。
 その行為を見て、言った人は「イヤだ」と思ったわけだもの。

 私、呟き尾形が、新しい伝統をつくるべきとするのは、伝統を守る=「過去
の人々が創りだしたものを継承する」という先入観をなんとか雲散霧消させた
いと思うわけ。
 つまり、伝統だから守る。
 ではなくて、伝統はこれまで培われた知恵なんだ。
 という認識を明確に認識し、過去の知恵を温故知新の精神でよりよい
知恵にするってこと。
 そうすることによって、朽ち行く伝統が、作られて行く伝統になると思うん
だよね。

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朽ち行く伝統 前編 [哲学手記]

朽ち行く伝統 前編
 
 骨肉の争いという言葉はありますが、それは、家族が深い情によって結ばれ
ていたからといえるかと思うんだよね。
 しかし、どうも、最近の報道を聞いていると、質が異なってきているのでは
なかろうかと思っているからね。
 家族という特別な関係の中での争いがクローズアップされている。
 世の中に、個人主義。というものがはびこっているなか、それでも集団主義
という伝統が前提となり、集団のためのそれぞれの個人が犠牲が強いられると
いうのが現実なんだよね。

 これまでは、伝統的な価値観で「親たるものこうあるべき」、「子供たる
ものはこうあるべき」という、役割分担による、ものさしがあった。
 あったけど、情報が洪水を起こしている現代において、価値観が多様化しすぎ
て、そのものさしが対応できないんだよね。実際。
 だから、より確実なものさしである「私」というものを根拠にしないとダメになっちゃう。
 となると、たとえ、家族という特殊な関係でつながれてあっても、「私は私、
他人は他人」という感覚が発生しやすくなるってわけ。
 伝統的な価値観による、ものさしは、ものさしとしての効果が期待できな
くなった。つまり、伝統的な価値観の減価償却しきった状態だよね。

 現代日本社会のOSといえる既存の伝統が劣化するあまり、人が担える以上
の負担をかけるようになっちゃた。
 それが、心に余裕が持てない理由と思うんだよね。

 個人主義、集団主義それぞれは長所、短所があるよね。用は見方次第でかわるってこと。
 だけど、現代日本社会という社会はこの両方が混在してるのね。
 それは、報道における様々な社会を震撼させるような事件を引き起こす一つ
の要因となっているんじゃないかな。
 人々が残酷になれるのは、相手を自分と同じ存在であるというリアリティー
がうすれているためって考えられるんだ。
 そう考えると「私は私、他人は他人」という私の責任でなければどうでもいいとい
う感覚が相手を自分と同じ存在であるというリアリティーを薄れさせる原因に
なってるんじゃないかなぁ。

 たとえばね。
 通勤一つとっても、順番を守った守らないで言い争いになり、ぶつかったぶつからないで争いになり、学生が我が物顔で喋りまくる。
 それを注意したものならケンカになる。
 じゃぁ、大人はというと、人の迷惑顧みず大きく新聞を広げていたりするし、
何気ない顔して、電車の立つ場所争いに火花を散らしていたりする。
 困っている人を優先するはずのシートの目の前に、対象者が現れても寝た振
りをしたりする。もちろん、込み合いすぎて譲るに譲れないこともあるのも認めるよ。
 若い女性は、痴漢行為の警戒心が強すぎて、どんな理由があろうとも、少し
でも体が接触しようものなら睨みつけたり、嫌がるそぶりを大げさにする。
 ひとたび、電車が止まれば駅員が電車を止めたのごとく怒鳴りだす。
 他人の迷惑顧みず、自分の都合で駆け込み乗車。
 もう、そこには、譲り合いやお互い様の伝統は消えてしまっている。
 もちろん、まったく無い。とは言いませんが、そこにその古きよき伝統がもっ
と伝統的な価値観として力を各自に持たせていればこんなことにはならないはず
だよね。
 伝統的な価値観があれば良いのではなく、効果的に機能しなければ形骸化して
いるにすぎないと思うわけ。
 伝統的な価値観が、減価償却しきったといえるんだよね。

 もし、伝統的な価値観、つまり、譲り合い、お互い様の精神がリアルに人々
の心に浸透しているなら、先日お話した通勤電車のような現実はおこることは、
稀であるはずなのに、それが日常になってる。
 それはなぜか?
 これが目下私、呟き尾形が考えていること。

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オタクとは何か? [哲学手記]

オタクとは何か?
 私、呟き尾形は、良くも悪くもオタクであると思う。
 何を持ってオタクとするかは正直、明確な定義が未だできていないのが現状
だろう。
 とりあえず、アニメや特撮、漫画、コンピュータゲームなど、その昔、子供
向けに創作された非現実的な世界に、ある種の強い価値観を置く人々をオタク
としよう。

 つまり、オタクの本質とは、あからさまなファンタジー(幻想)に対して、目の
前の現実的なことよりも高い価値が置ける人ということ。

 そうすれば、私、呟き尾形は胸を張ってオタクと言えるからである。
 これを広義的な意味でのオタクとする。
 いやね、オタクというのが、なんともある分野にとてもとても詳しい存在と
いう意味も時折含まれていることがある。
 たとえば、哲学オタク、歴史オタク、占いオタク、釣りオタク、野球オタ
ク、サッカーオタク、映画オタクなど。これも混ぜてしまうと、誰しも自分の
好きなものに対して詳しくなるのは至極当然で、全ての人がオタクといえてし
まう。それでは、わざわざオタクという分類をするのもあまり意味がなくなっ
てしまう。だから、とりあえず、スッパリ切り捨てる。

 で、わざわざ、広義的な意味でと断ったのは、オタクといっても、いろんな
人がいる。
 一般的に嫌悪されるオタクもいれば、一見オタクじゃないように見えても、
実はオタクという人もいる。というよりも、オタクというステレオタイプに、
多くの人は騙されている。
 いわゆる、同人誌即売会などに行ってみればそれは体験してわかるはず。

 で、広義的な意味があれば、狭義的な意味もあって、それが、一般的に嫌悪
されるオタクとなる。
 一般的に嫌悪されるオタクは、とても閉鎖的で自分の価値観以外認めようと
はしない。というと言いすぎかもしれないが、まぁ、人の話を聞かない。に尽
きる。
 人の話を聞かないのは、自分の価値観において、譲れないところは決して譲
らないというところである。
 譲れないところは決して譲らない。というのは、誰しもあってしかるべきだ
が、オタクの悲劇は、オタクにとって価値のあるもの、こだわりは、社会的に
価値が認められてないという点にある。
 他人と価値が共有できないのだ。
 これは悲劇といわざるを得ない。
 で、価値が共有できないのだから、オタクの価値観が理解できない人は、
オタクを嫌悪あるいは排除しようとする。
 嫌悪と排除は道徳的に悪いことではあるが、人間社会の伝統において、理解
できない価値観、あるいは存在を排除するのは当然となっている。
 つまり、多くの人に理解できないとこで、譲らないわけだ。
 多くの人も嫌悪、排除したがるのは当然のながれともいえるだろう。
 もちろん、オタクだって価値観が違うだけで人間だ。相手が嫌悪あるいは、
排除しようとするなら、自分も嫌悪、あるいは排除しようとするだろう。
 しかし、オタクはその意味においてとても好い人である。
 なぜなら、ほとんどのオタクは、暴力に訴えないからだ。理由は、強固な
価値観があるからだ。
 一般の人は、オタクほど強固な価値観はない。
 だから、一般の人は、暴れているだろう。

 なんにしろ、上述したことが全てだ。というつもりはないが、このような
状況なら、結果的に閉鎖的で排他的になるだろう。

 まぁ、閉鎖的で排他的とも言えるが、オタクの本質はそこではないし、狭義
的な意味でのオタクも、付き合い方さえわかれば、好い人ばかりである。
 違う言い方を言えば、オタクに悪い人はいない。ということである。
 ただし、オタクとの付き合い方がわからない、あるいは無条件で嫌悪し、排
除しようとすれば、悪い人に見えてくる。
 これはしゃーない。
 理解できない存在を嫌悪、あるいは排除しようとする伝統をもっているから
だ。

 で、なぜ、好い人といえるか、閉鎖的で排他的だけど、利己的ではないのだ。
こういった側面だけを見れば、一般の人よりずっと好ましい。
 さらに、閉鎖的で排他的と表現したものの、これは本当は適切ではない。
 閉鎖的で排他的だという表現は今ある社会を前提にしているからなんだけど
ね。むしろ、狭義的なオタクは、現実の社会を凌駕する価値観を持っているが
ゆえに開き直っている。
 もちろん、広義的なオタクも、狭義的なオタクほどではないにしろ、強固な
価値観を持っている。
 結果として、既存の価値観に縛られない。
 しかし、これまであった伝統的な社会はこれまで作り上げた価値観を押し付
ける。この摩擦が、閉鎖的で排他的という現象を引き起こしているだけ。

 で、この開き直りは、なにか?
 広義的だろうが狭義的だろうが、オタクの本質とは、あからさまなファンタ
ジー(幻想)に対して、目の前の現実的なことよりも高い価値が置ける人なん
だよね。
 まぁ、心理学の用語を使えば、アニマなりアニムスをあからさまなファンタ
ジーに投影できる訳。
 これって、いろんな意味ですごいことなんだけど、なぜすごいことか、わか
る人。多分少ないと思うんだよね。
 一言で言えば、争いごとが激減する。
 うまくシステム化できれば、戦争も一切なくなる。テロもなくなる。
 こんな風に聞くと、なんかすごそうでしょ?

 まぁ、情報革命社会における新しい価値観。ってことなんだよね。

 で、オタクとは何か?
 オタクとは、あからさまなファンタジー(幻想)に対して、目の前の現実的な
ことよりも高い価値が置ける人ということ。
 ということで、とりあえずまとめよう。

★★★
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モチベーションの維持の仕方 [哲学手記]

モチベーションの維持の仕方
 
 私、呟き尾形は、田中芳樹というSF作家の作品が好きである。
 でも、最近は好きではない。嫌いなのではなく、遅筆過ぎるので、読む気が
うせたのである。
 おかげで、創竜伝の13巻はまだ読んでいない。
 その前に12巻までのストーリーは、どんなストーリーだっただろうか・・・。

 なんにしても、私、呟き尾形が田中芳樹から受けた影響はかなりある。多
分、哲学においてもかなり影響を受けたし、創作物もお手本としているものの
ひとつに、田中芳樹の作品がある。

 で、アップフェルラント物語もかなり影響をうけた。
 なかでも、名前を忘れたが、アップフェルラントという架空の王国の女王のセ
リフが心に響いた。
「ビスマルクは、目的が見え見えだからあつかいやすいけど・・・」
 こんな感じだったかな。

 っと、その前に軽く説明を。
 舞台となるアップフェルラント王国は、架空の王国。世界設定そのものは20
世紀初頭のヨーロッパ。アップフェルラント王国は、風光明媚なだけがとりえ
ののどかな山国で、その国力は他のヨーロッパ列強に遠くおよばず。しかもド
イツ、ロシア、オーストリア=ハンガリーという当時の三大帝国の角逐する地
理的要地にあり、常に隣国からの侵略の脅威にさらされている国なのね。
 で、20世紀初頭といえば、ベル・エポック(良き時代)と呼ばれる一方で、
欧米列強が植民地を求めて世界中を蹂躙していった弱い者たちは成すすべもな
く踏みつけにされていく時代だったんだよね。
 そんな時代だからこそ、鉄血宰相と異名を持つ、ビスマルクは「ドイツの問
題は鉄と血で解決されねばならぬ」と豪語できるほど、力こそが正義というパ
ワーゲームの外交の時代でもあったわけ。
 まぁ、時代は変われど、媒体が変わっただけで力こそが正義というパワー
ゲームの外交は変わんないけどね。
 今の国際情勢を見れば一目瞭然。
 で、そんな時代だからこそ、人々は疑心暗鬼になる。
 すると、正直にホンネで物を述べても、疑心暗鬼の人間は、むしろ、裏を読
んで自滅してくれる。自滅しない場合はそれだけ有能な人材だってことだし
ね。
 逆に信頼に値する人間は、そのホンネを信頼してくれる。
 さらに、信頼できて、女王のように頭の切れる有能な人材は、必要な分だけ
譲歩して、黙っていても、自分の要求を果たしてくれるわけ。その分のなんら
かの代価をこちらが出せばいいわけだしね。
 明確な目的をもち、それを外部に公表することで、自分自身のモチベーション
の維持にもつながる。他にも細かい利点は沢山あるけど割愛。
 実際、やってみればわかることだし。
 そんなわけで、この戦略はかなりつかえる。単純にホンネを述べ続ければい
いだけ。
 え? 「目的が見え見えだから利用されるんじゃないか?」 利用されるこ
とが、必ずしも、自分にとってデメリットだというのは、利己主義者が多い時
代の先入観に過ぎないんだよね。案外利用されても、自分にメリットが在るこ
との方が多いんだよね。
 他に、 デメリットは猜疑心の強い人間と、潔癖すぎる人間とはなかなか良
い関係を作れないことかもしれないけれど、そういった方々とは、好んで良い
関係をつくろうとも思わないのであまり大きなデメリットではない。
 もっとも大きなデメリットは、私はこういった人間だ!
 という固定観念をもつことで安定を求めるタイプの方にはお勧めできない。

 もっと、柔軟に自分と言うものを見つめないといけない。

 ま、正直に自分の考えを素直に述べると、自分にうしろめたさを感じない
分、堂々としてられるというメリットもあるんだけどね。
 あとは、自分の理念を忘れなければいい。

それだけ。



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空(くう)について [哲学手記]

空(くう)について
  さてさて、空(くう)。
 はっきり言って、理屈だけを言うなら空即是色色即是空なんだよね。
 僕らが前に進めるのは、目の前に障害物が無いからであり、移動した瞬間に、移動す
る前の僕らがいなくなるからなんだよね。
 コップにジュースが注げるのは、コップが空っぽじゃなければいけなくて、水が満た
されたコップにジュースは注げない。
 そんなイメージ。

 わかんないよね。

 たとえば、数の1という数。だれか1の数の姿形、あるいは色を見たことのある人は
いるかな?
 誰もいません。 いたとしたら、それは思い込みか勘違い。
 ”1”という記号は数じゃない。
 たとえば、ここに犬という文字(記号)を書いた。この画面上の犬はどこにいる?
 いないよね。
 つまり、そもそも、1という数の姿かたち、あるいは色なんてそもそもないってこと。
 それは数の1がまさしく空だから。
 だからこそ、数の1にいろんな意味が与えられる。いろんなものにつかえる便利なも
の。
 そんなイメージ。

 わかんないよね。

 じゃぁ、空(そら)に浮かぶ雲。あれの色と形を見た人はいても、あの色と形のまま
触った人はいないんじゃないかな。
 飛行機の窓から雲に行ってみれば、単なる霧なんだよね。
 遠くから見れば雲だけど、近くに行ってみれば霧。
 空だからこそ。
 そんなイメージ。

 わかんないよね。

 これは、イメージしにくい例でもうしわけないけれど、この文章を、ちょっとスク
ロールなり、WINDOWを移動して欲しい。
 移動する先にあるこの文字やWINDOWがあり、移動する前のこの文字やWIND
OWがなくなっているはず。そうじゃなきゃ、プログラムのバグだ。
 正しくない。
 そんなイメージ。

 わかんないよね。

 世の中、空じゃないと正しくない。だから仏教は空というものを入り口にしているん
だと思う。
 今、持っているものは、いつでも捨てられる準備をしときんしゃい。ってことやもし
れない。まぁ、それについては、お坊さんにお任せして、私、呟き尾形は、やりたいこ
とをやる。これも、空だからこそ。

 もし、意味が対象に不動のものとして空ならざる有としてあったなら。僕らはそれ以
外の意味は感じてはいけない。でも、感じてしまっている。それどころか、意味を対象
に与えている。
 それは対象に対して意味が空じゃないとできないわけ。

 わかんないよね。

 私が確実にいえるのは、このわかんないという感覚がわかるということを是とするこ
と。
 これが空。
 ソクラテスならアイロニーなり無知の知って言うのかな。
 ウィトゲンシュタインは語りえないものは語るなと言う。まぁ、知ったかぶりをすん
なちゅうことだよね。

 ああ~。わからん。
 でも、これがいい。わからんこそ、驚きがある。驚くことを楽しむ。そして考える。
わからんなりに、分かる、判る、解る。それを表現する。これが哲学。
 だから、わからんことは悪くないけど、わかることを表現しているわけだから、わか
らんといっちゃぁ、どこか本末転倒なところがあるから、使いすぎには注意。だと思う
わけ。
 開き直りに聞こえちゃうからね。

記事一覧 2007年7月6日
http://blog.so-net.ne.jp/tetugaku/2007-07-06


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全体主義と日本の伝統 [哲学手記]

全体主義と日本の伝統

 さてさて、全体主義。
 これは何かといえば、個人は全体を構成する部分であるとし、個人の活動は、全体の成長、発展のために行わなければならないという思想、または体制のことなんだよね。
 まぁ、端的にいうなら、所属する全体のためには、個人の自由と権利は軽視されるってこと。
 まぁ、自由や権利って言葉に敏感な人が聞けば、とんでもない思想や考え方だよね。
 あ、もちろん、個人の自由や権利を軽視するのを是としているわけじゃなく、事実としてそれがある。ということだよ。
 日本人という民族は、民主主義国家日本になってすら、それを選んだわけ。
「え? ウソ?」
 って思うでしょ。でも、「サービス残業」これは誰のため?
 「過労死」これは誰のため?
 誰でもない、自分が所属する組織から与えられた責任を行使するためのデメリットってわけ。
 日本人がエコノミックアニマルと揶揄されたのは、日本人が個人の自由と権利を重んじるはずの、民主主義国家になってすら、個人の自由や権利よりも、日本という全体の繁栄を選択したってことにある。
 個人のアイデンティティーを国家という全体に求めたんだよね。
 それが、江戸時代は封建社会で、明治から昭和初期が天皇を中心としたナショナリズムで、いわゆる戦後は経済大国日本だったというわけ。
 時代は違えど、庶民はなぜか、いわゆる「お上」みたいなものに従うことを常に選んできたわけ。まぁ、それが日本の伝統ってやつになったわけ。
 もちろん、江戸時代に入る前のいわゆる戦国時代だって、自分の使える「お家」
に従う意味では全体主義ってことになる。
 日本史は、まず、自分の所属する組織ありきで全てが原動力になっている。
 組織のために生き、そして死んでいく。
 そんなわけで、日本人というのは、全体主義的な伝統を培ってきた民族だ。
 ともいえる。
 もちろん、民主主義国家で、個人の自由と権利を重んじる国家の国民が、個人よりも、国家の利益を重んずる。普通だったらおかしい考え方だし、本末転等ともいえそうだけど、いろいろデメリットとメリットがある。
 個人を全体を構成する部分とする全体主義。もちろん、これはデメリット。
 日本人がそのデメリットを行使するのは、当然メリットがあるから。
 全体が少数の個人を犠牲にして、大多数の個人を守ってくれるということ。
 ひどいと思うでしょ。でも、少数の個人の利益のために大多数の犠牲を強いることも是とする個人主義はどうよ? って話。
 まぁ、結局、ほにゃらら主義というそのものには、善も悪もなくて、要は、そのほにゃらら主義を人がどう扱うか。ってことだよね。

 で、第二次世界大戦時の最悪だった、全体主義もたしかに事実としてある。
 でも、それは、全体主義の一側面でしかない。ということ。
 一側面が最悪だから、全てを否定するのは色眼鏡というもの。
 全体主義としての日本に江戸時代、平安時代という平和な時代もあったし、困ったときはお互い様の精神や、譲り合いの精神は全体主義のたまもの。
 全体主義と一言に行ってもさまざまな側面がある。つまり、全てのメリット、デメリットを認めたうえで、全体主義。と述べていたわけだけど、確かに、世間一般には全体主義=ナチスドイツをはじめとした、否定的な固定観念があるんだよね。
 まぁ、個人の自由と権利が価値ある時代なら、確かに全体主義は忌むべき思想、体制だもんね。
 全体のために個人は犠牲になる。という側面しか見ないようにしているんだよね。辞書を調べてもそうなんだから仕方が無い。

 でも、現代日本社会はその伝統が朽ち行きつつも、その伝統の形式だけが、個人を圧迫するようになってきたんだよね。

 一方的に社会から役割とその責任を押し付けられ、個人の自由と権利を圧迫する。そして、その社会という全体は個人を守れなくなってしまっている。
 社会が悪い。ということをいいたんじゃなくて、そんな状況になっている。
 ということ。
 そして、この状況を変えられるのは、社会に所属する私たちしかいない。
 これ、重要だと思うんだよね。


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感情の抑圧と現代日本社会について [哲学手記]

感情の抑圧と現代日本社会について
 まず、現代日本社会というのは、感情というものをとことん抑圧が強いられる。
 これについて異論を持つ人は少ない。
 だから、現代日本社会の価値観において、一般的に感情的になる。というと、
なんだか悪いイメージがある。
 感情的になって、取り乱す。みたいなイメージでね。
 だけど、それは、現代日本社会が植えつけた、思い込みにすぎない。
 だって、感情というのは、喜怒哀楽のことだから。
 感情的にならない。ということは、喜びも無く、怒りも無く、哀しみもな
く、楽しみも無い。
 すっげーつまらん生活になるわけ。つまり、感情的になれるということは、
それだけ、喜びもあり、怒りもあり、哀しみもあり、楽しみもあるというこ
と。

 でね、一般的には理性的で在り続けることが感情の制御だと誤解されている
けれど、適度に感情的にならないと、むしろ、感情の制御が難しい。
 なぜって、人間は理性的な動物であると同時に感情的な動物であるから。
 だから、感情的になるのは、必然ってわけ。
 常に理性的である人がいったん感情的になると、感情の制御をすることに慣
れていないから、ドッドッドウ、ドドウドウ。と感情の洪水が起きる。
 現代日本社会って奴は、常に理性的であることが”強いられる”
 まぁ、日本の歴史をなぞらえると、それが文化だからしゃーない。
 今に始まったことじゃない。
 だけど、日本の文化はそれを補う、感情の開放する制度なり風習がつくられ
ていた。
 例を挙げるなら、祭り。伝統的なお祭りの激しさとエネルギーはすごい。

 とにかく、日本の文化は全体主義で、個人を犠牲にすることが強いられてき
た。
 でも、古き良き全体主義の日本文化は、西洋からやってきた個人主義に取っ
て代わられた。
 あ、そうそう、全体主義というと、なんだか20世紀半ばにあった、第二次
世界大戦をのドイツのナチス、日本の大日本帝国を彷彿させるけど、全体主義
というのは、それだけじゃぁ、ない。
 全体主義の一側面に過ぎないことを断っておくね。

 個人主義は大まかに言えば、自分の責任において行動せよってことだけど、
全体主義は、全体の責任において行動せよ。ってこと。
 全体の責任。なんていわれてもピンとこないよね。全体を言い換えれば、
「肩書き」ってこと。
 別に、立派な肩書きじゃなくていい。
 家庭においては、妻、夫、長男、お父さん、お母さん。
 学校なら、生徒、学年とクラス、先生、部長、部員、委員、係、班長。って
なレベルにおいての肩書き。
 全体の責任においてというと、たとえば、ほにゃらら高校の生徒の喫煙が発
覚しました。ほにゃらら高校は甲子園出場停止。
 個人主義なら、ほにゃらら高校の校則にのっとった処罰を受ければそれでO
Kなんだよね。
 つまり、個人主義において、悪いことをしたら尻拭いは自分でやんなくちゃ
いけないし、自分のやりたいことは、自分でやる。
 全体主義において、悪いことをしたら、尻拭いは全体がやんなくちゃいけな
いし、自分のやりたいことは全体で行うってことになる。

 で、かなり横道にそれたのは、感情の処理って案外、社会に関わっていて、
社会の持つ、方針みたいなものが関わってくるってこと。
 この方針が個人主義だったり、全体主義だったりするわけ。
 別に、個人主義だから、全体主義だから、感情の処理が良いとか、悪いとか
じゃない。
 問題は、社会の仕組みが、現状に対応しているかしていないか。
 現代日本は確実に対応していない。厳密に言えば対応しようとしているが、
恐ろしいほどのスピードで個人の価値観が多様化しているから対応しきれない
というのが、たぶん、正しいと思う。
 だから、社会が感情的になることを抑えるだけになってしまっている。そし
て、意図しないながら、結果的に感情の制御と処理を個人に押し付けている。
 いわゆるストレスって奴だよね。
 もちろん、社会だって必死に対応しようとしている。
 例を挙げるなら、カラオケ、お笑い、テレビ、インターネットなどなど・・・。
 だけど、対応しきれない場合もある。
 例を挙げるなら、虐待、いじめ、殺生(酷くなると殺人)、自殺、ひきこも
り、などなど・・・。
 いわゆる倫理ってやつに背くと、ストレスが解消する。もちろん、それを
推奨するわけじゃない。
 ”本当”はやっちゃいけない。
 ただ、本当に多様化しすぎて、社会の受け皿が対応しきれない。
 結果的に社会が一方的に社会から責任という圧力をかけておいて、それが
ストレスとなったときのはけ口がなくなってしまう。
 つまり、結果的に感情の制御と処理を個人に押し付けている。
 冷却する機能を失ったエンジンの熱は、やがてエンジンそのものを暴走させ、
やがて破壊するってことだよね。
 オーバーヒート。3アウトチェンジ。

 私、呟き尾形はこの分析において、これを問題だと判断した。
 じゃぁ、どうすればいいかと考えたとき、各自が各自の哲学を持つことが必
要なんじゃないかと思っている。
 それについては、まぁ、気が向いたら哲学日記に書くことにしよう。


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女性と哲学(哲学手記) [哲学手記]

女性と哲学
 
 男女差別とかそんなんじゃなくて、やっぱり、男性と女性は根本的になにか
が違うと思う。
 これはもう、別の生物。と言い切っていいくらい違いを感じることがある。
 男性は理性的で直感的であることが多いけれど、女性は感情的で感覚的であることが多い。

 そんなもので、男性と女性とは問題にする力点が違うんだよね。
 考えてみれば、男が仕事を放棄するって、無責任な男だ。という気持ちがど
こからとも無くやってくる。だけど、女性はそんなことはない。でも、逆に女
性が育児を放棄するって、なんだか無責任な女だ。という気持ちがどこからと
もなくやってくる。
 これが、いわゆる誰でもない世間の目って奴でもそうだし、それと同時に自
分自身にも芽生える気持ちなんだよね。
 なんにしても、同じ「無責任な奴だ」というレッテルのはずなのに、男と女
で対象が違うということは、やっぱり、男性と女性の根本的な違いの表れだと
もいえると思う。

 たとえば、出産。これは女性にとって、あまりにもリアルな問題だけど、男
性にとってはリアルにすることはかなり難しい。
 ぶっちゃけ、自分の嫁さんのかかえる問題であっても、結局は他人事。なぜ
かといえば、自分が生まないから想像するしかなくて、結局、想像は想像でし
かないというわけ。
 一緒に陣痛の痛みを感じようとしたって無理だし、実際同じ痛みを仮想的に
感じることができたって無駄。そんなことをするくらいだったら、女性をいた
わったり、黙ってなじられる方が女性にとっては役に立つだろう。
 だから、男性は、出産については、知識としてでしか出産をとらえることが
できないわけ。

 同じ事柄を問題として、対象としてとらえても、こうも違うのであれば、考
え方や、物の見方、感じ方は違って当然。
 となると、あくまで既存の哲学は男性向けのソフトウェアなんだよね。

 たとえるなら、洋服屋さんにいったら、男性物しかない。女性はいったい何
を着れば言いのよぅ! ということなんだよ。着れない事はないけど、似合う
ものも少ないし、違和感がある。
 もちろん、男性より似合うカッコイイ女性だっているにはいるだろうけれ
ど、数は限られている。哲学はそんなに狭き門じゃないし、洋服屋さんも顧客
のニーズに応えなきゃね。だれだって、外に出るなら、自分の納得のできる服
ぐらいきたいわけだよね。
 だったら、女性の哲学を作っちゃえ! ぐらいの意気込みがないと、ダメな
のかもしれないね。
 とはいいつつも、新しいものを創り出すというのは、ものすごいエネルギー
が必要なんだから仕方が無い。

 もしかすると、男性の哲学と女性の哲学は犬と猫ぐらいの違いがあるかもし
れない。でも、同じ哺乳類。犬だけが哺乳類だ! なんてことだけはいいたく
ないなぁ。
 

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哲学って必要? 後編 [哲学手記]

哲学って必要? 後編
 
 なんというか、現代日本は物だけじゃなくて、情報があふれすぎて、情報に
おぼれちまう人がてんこもりで、波のように、情報がやってくる。
 今、持っている価値観なんて、砂浜に作った砂山のようなものなんだよね。
 これが、現代日本が抱えている困難。
 そんなもの、空を見上げて、両手を広げ、深呼吸できるだけの余裕があれ
ば、いいけれど、現代日本はそれをなかなか許してくれない。
 なかなか、だから、絶対許してくれないわけじゃないけど。
 それはさておき、多くの人は達観して「要するに」とか「結局」とまとめて
ごまかしちゃっている。ごまかせている分にはいいけど、満ち潮になればどん
なに、パンパン固めても、ザザァ~とあっさり崩れちゃう。
 まぁ、絶対波の来ないところで砂山を作ってもいいけど、楽しくないし、崩
れるようなときは津波なんだよね。絶対大丈夫とおもっているだけに、ショッ
クが大きすぎる。なんたって津波だもんね。ないよ。普通。でも普通にないだ
けで、絶対無いわけじゃないし、いつ起こるかわからないだけで、そのうち起
こることなんだよね。
 困難というのそういったもの。だから哲学は非常口。
 なんにしろ、重要なのは砂山を作る人。砂山を作って楽しむこと。そう思う
わけ。

 でね、別段、困難なんて、本当は波のように常に繰り返されているんだよ
ね。たとえば関東圏の通勤時間帯の満員電車。あれの乗客は沢山いるわけで、
あれに乗ると、自分を含めた人間も荷物に見えてしまう。
 「人間は”なまもの”だからそのうち腐るぞ。おれら」なんて不安にかられ
たりかられなかったり。
 通勤しただけで、なんというかあっさり価値観が崩れちゃうんだよね。
 ま、崩れちゃうのは悪くないけど、崩れっぱなしだと、それはそれで不便で
窮屈。

 こんなとき、「これ!」という「空が青い意味」を知っていると、トッテモ
便利!
 だからこそ、哲学は非常口。
 非常口は常に必要じゃないけれど、非常口の無い建物の危険性は、誰しも知っているんじゃないかなぁ。
 じゃぁ、もう一度問い直してみよう。

「哲学って必要なんだろうか?」

「やっぱり必要」


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哲学って必要なんだろうか? [哲学手記]

 
 哲学って必要なんだろうか?

 んー、やっぱり必要。なんでか?

 つーことで、私、呟き尾形の考えをば。

 個人的に、哲学というのは、「要するに」を求めておきながら、それをご法
度にしているように思えるんだよね。
 なんつーか、螺旋階段を上るように、同じような問いを繰り返し、同じよう
な回答に行き着く。
 回答だけ聞けば、同じジャン。といわれちゃうと困る。
 だ・け・ど、空が青いことを知っているのと、空が青い理由をしって、空が
青いことを知っているときの、知の強度の違いは桁違いなんじゃないかと考え
て、その上に、空が青いという意味を考えた上で知っているとさらに知の強度
は強くなるとおもうんだよなぁ。
 こうした、「知の強度」が強ければ、強いほど、「困難」を乗り越えられる
わけで、それが哲学。って感じもする。
 ムチャクチャかな? まぁ、ムチャクチャだって、そう感じちゃえるのだか
らしかたがない。

 でも、知の強度なんていっても、辞書に載っているような単語じゃない。
 んー、勢いでいってしまったけれど、知の強度というのは、自答自問を含め
た問いに応えきる知の強さなのかな。
 まぁ、目の前に3歳児に「どうして?」攻撃を受けて、どれだけ口ごもらな
いですむか、あるいは、どれだけ自己完結しない回答が出せるかという「知」
の強さのこと。
 
 で、「困難」というのは、まぁ、端的に言えば、既存の持っていた価値観の
崩壊した状況。
 まぁ、個人差はあるんだろうけど、思春期のころの悩み事。片思いを含めた
恋。確実に迫る老いによる死ってところかな、あーこりゃこりゃ。
 まぁ、他人から観て重要かいなかではなく、他人が見てくだらなくても、そ
の人が本気で思い悩んで、”くだる”(くだらなくない)こと。

 なんにしても、哲学というのは、知の強度の強化で、強化しなくちゃいけな
いのは困難に立ち向かわないといけないことになる。
 でも、別段回避できる困難なら回避したいというのがホンネだよね。
 だ・け・ど。回避できない。回避できたように思えるのは、単純に困難を先
送りして、困難をもっと大きな困難にするだけ。

 後編へ続く・・・。


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